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このイベントについて
開催概要
近年その存在がより重要視される開発レイヤーといえば、フロントエンドを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
変化が早すぎると言われたフロントエンドも今は昔、各フロントエンドフレームワークのユーザーグループやエンジニアリングに力を入れる企業が中心となって、其々の最新技術アップデートや事例の共有がなされてきました。
先導してくれたコミュニティや企業のおかげで、特定の技術やフレームワークを学ぶことは容易となり、だからこそより重要な領域として、フロントエンドはWeb開発において大きな地位を築いています。
ですが、そんな今だからこそ、俯瞰的に、そして統合的に学ぶ場は減少しているのではないでしょうか?
フロントエンド開発は、バックエンドやデザイン、インフラなど、非常にコラボレーションの機会が多く、特定の技術によらない Web そのものへの知識が求められる領域です。
今回 Forkwell は potato4d氏と協力し、いずれのフロントエンド技術でサービス開発する際も必要となる大切な指標や、Web技術全体について学び直すことができる機会として、Front-End Study を設けました。
本イベントでは、それぞれのテーマについて知見を持つ方を複数名お呼びし、参加される皆さまと一緒に、フロントエンドについて考えていきたいと思います。
また、フロントエンド、バックエンドといった技術の垣根なく、現代のWeb開発において求められる技術を学べる総合的な勉強会にできれば幸いです。
こんなエンジニアにおすすめ
- フロントエンド技術を網羅的に学びたい方
- フロントエンド技術について自分がどれだけ理解しているのか確認したい方
- 各フレームワーク、プラクティスを技術選定する上で大事な考え方を学びたい方
- 最新のフロントエンド技術トレンドをキャッチアップしたい方
Front-End Study #3「『当たり前』をつくりだすWebアクセシビリティ」
基調講演「Webエンジニアとしていま知っておきたいアクセシビリティ(仮)」
ymrl 氏(@ymrl)
freee株式会社 デザイナー/エンジニア
▍発表内容について
Webにおいてアクセシビリティは「いつか取り組む必要のあるもの」と認識されつつも、多くのエンジニアにとっては「とっつきにくいもの」になってしまっている現実があります。アクセシビリティに関する情報には、それに取り組む社会的意義のようなそもそも論や、エンジニア以外の責務となりがちな情報設計・ビジュアルデザインの比重が大きいものが多く、これがエンジニアがアクセシビリティから遠ざかる原因のひとつになっていると私は考えています。
今回はエンジニアの立場や責務からアクセシビリティを捉えなおし、Web技術のエキスパートとしてのエンジニアが、どういう形でアクセシビリティに関与できるのか・するべきなのかを考え直します。モダンなWebフロントエンド開発の中でアクセシビリティを向上させるために行われている手段・使われているツールについても紹介したいと思います。
より品質の高いWebサイトやアプリケーションを開発するために持つべき視点としてのアクセシビリティの考え方を持ち帰っていただければと思います。
セッション1「アクセシビリティを考慮した持続したフロントエンド開発(仮)」
yamanoku 氏(@yamanoku)
株式会社クラウドワークス フロントエンドデザイナー
▍発表内容について
ここ数年、アクセシビリティの重要性が説かれてきて一人ひとりのやっていこうという気持ちが高まってきているように感じています。しかしその次のステップとして、どのように始めて持続的に続けていくのかという問題に直面している方もいるかもしれません。
私からは、まず最初に取り組んでみること、普段の開発とアクセシビリティをどう絡めていくか、アクセシビリティ向上させる関連ツールの紹介、日頃意識していくこと、どういった情報を追っていけばいいのか等、継続していくために必要なことについて述べさせていただきます。
セッション2「実践!Reactで学ぶアクセシビリティ」
五十嵐 涼氏(@TheGodOfNeet)
未踏ジュニアスーパークリエータ
▍発表内容について
「アクセシビリティのコンセプトはわかったけど、実際に書くと大変なんだよね…」そんなあなたに送る、ReactでアクセシブルなWebアプリを開発するライブコーディングの発表です。 明日から使えるマークアップなどの基礎的な問題から、最新のフレームワークを用いた複雑なSPA特有の問題まで幅広く触れられます。ぜひ開発中のプロダクトをお手元にご用意の上お聴きください!