Koibumi

6
11
Infra Study 2nd #2「クラウドネイティブを支えるインフラ技術」
2021/06/11 09:00 ~
Forkwell【エンジニア向け勉強会チャンネル】

フィードバックする

18:00
19:30〜運営によるデモ用
@xigemoto
19:50
講演「コンテナの歴史を追いながらいまいちどコンテナについておさらいしてみる」加藤 泰文
@tenforward
20:25
講演2「VM時代からコンテナ時代へストレージ管理の移り変わり」坂下 幸徳
@ysakashita
21:00
講演3「クラウドネイティブ時代のデータベース - どこから来てどこへ向かうのか -」こば
@tzkoba
21:30
アフタートーク
@TBD

このイベントについて

本イベントは、複数回にわたりインフラ技術の各分野に精通した講師をお招きし、インフラ技術の「これまで」と「これから」を網羅的に学ぶことを趣旨として開催いたします。

開催概要

昨年2020年4月に開始したインフラ勉強会シリーズ「Infra Study Meetup #1 - #10」では、ここ数年の技術発展により拡がった「インフラ」領域について再整理し学び直すべく、まつもとりー氏(@matsumotory)と協力し、各領域の最前線で活躍されるエンジニア / 研究者の皆さまをお招きし、インフラ技術を基礎から応用、普遍的な技術から最新技術まで網羅的に学べる機会を設けて参りました。

そして今回、Infra Study Meetup 1st シーズンのご発表者の皆さまにご推薦いただいたエンジニア/研究者の皆さまをお招きし、Infra Study Meetup 2nd シーズンを開幕いたします!

  • 【済】2021年5月7日(金) 第1回「インフラ技術者・研究者としてのキャリア」
    • 紹介者 :まつもとりー氏(@matsumotory
    • 基調講演:よしおかひろたか氏(@hyoshiok
  • 2021年6月11日(金) 第2回「クラウドネイティブを支えるインフラ技術」
  • 2021年7月14日(水) 第3回「(仮)いまさら聞けないIPv6ネットワーク」
  • 2021年8月 第4回「(仮)セキュリティエンジニアリングの世界」
    • 紹介者 :森田浩平氏(@mrtc0
    • 講演  :ken5scal 氏(@), マスタケ氏(@mathetake
  • 2021年 9月 第5回「(仮)低レイヤーの世界への誘い」
    • 紹介者 :うづら氏(@udzura
    • 基調講演:hikalium 氏(@hikalium) 〜〜 第6回以降については後日案内〜〜
  • 2021年未定 最終回「TBD」

こんなエンジニアにおすすめ

  • インフラ技術を網羅的に学びたい方
  • 最新のインフラ技術トレンドをキャッチアップしたい方
  • これからインフラエンジニアに転向しようとしている方
  • インフラ技術について自分がどれだけ理解しているのか確認したい方
  • インフラエンジニア、研究者のキャリアに興味がある方

Infra Study 2nd #2「クラウドネイティブを支えるインフラ技術」

講演「コンテナの歴史を追いながらいまいちどコンテナについておさらいしてみる」

スピーカー

 加藤 泰文 氏(@ten_forward
株式会社IDCフロンティア、lxc-jp Project、Plamo Linuxメンテナグループ
2005年ファーストサーバ株式会社入社、2019年〜合併により株式会社IDCフロンティア在籍。2007年ごろよりコンテナを触り、関連技術を調査する。2013年よりLXCへの主に日本語翻訳関係、一部機能追加やバグ修正でのコントリビュートを行う。2013年より「コンテナ型仮想化の情報交換会」主宰。2014年よりgihyo.jpにて「LXCで学ぶコンテナ入門 -軽量仮想化環境を実現する技術」を連載中。

▍発表内容について
Kubernetesが当たり前のクラウドネイティブな世の中となり、コンテナ技術そのものよりも、いかに多数のコンテナを協調して動作させ、運用していくかに焦点があたる世の中になりました。

すべてをマニフェストで表し、それによってコンテナがデプロイされていくようになったとはいえ、実際に設計したり、運用したりする場面では、コンテナがどのような仕組みで動いているのかを理解しておくことで、設計や運用の役に立つケースも多いと思います。

そこで、仮想化とコンテナの歴史を簡単に追いながら、コンテナの基本的な仕組みをおさらいします。さらに、Linuxカーネルレベルからの視点で、みなさまのコンテナに関する理解の役に立てるように、比較的新しいLinuxカーネルに実装された機能や、実装や議論が進んでいるコンテナ関連の機能についても紹介したいと思います。

講演「VM時代からコンテナ時代へストレージ管理の移り変わり」

スピーカー

 坂下 幸徳 氏(@ysakashita3
ゼットラボ株式会社/ヤフー株式会社/SNIA日本支部 技術委員会副委員長/SNIA Technical Council Advisor、博士(情報科学)
1996年大学(工学部)にてAIの研究を学ぶ傍ら食費に困りにソフトウェア開発の会社を起業、1998年大学卒業時に閉社。1998年より某サーバベンダーにて主にOS(Solaris)のTechnical SEを担当、2001年に退社後、同年4月より北陸先端科学技術大学院大学(博士前期課程)へ進学、運用管理技術の研究を開始。2003年に株式会社日立製作所 システム開発研究所に入社。主任研究員として運用管理・クラウド技術の研究開発に従事。2014年に米国シリコンバレーのHitachi America Ltd, R&D/IT Platform Systems Labのラボ長に就任、同国で2017年まで活動。2015年に北陸先端科学技術大学院大学(博士後期課程、社会人コース(内2年は日本、1年は米国))にて博士号取得。2018年よりゼットラボ株式会社に移り、Kubernetesを中心とした運用管理・クラウド技術の研究開発に従事。また、2012年よりストレージの業界団体SNIA(Storage Networking Industry Association)でも活動。2013年にSNIA@米国のTechnical Working Groupを取りまとめるTechnical Councilに日本人初で就任し、ストレージ管理標準I/Fの仕様策定からISO/ANSIの標準化にも貢献。2021年現在はSNIA日本支部技術委員会副委員長、SNIA Technical Council Advisor (米国)としても活動中。2020年からは米国シリコンバレーのベンチャー企業にてTechnical Advisor(a.k.a, CTO)を副業として担当。情報処理学会会員。公開特許(多数)、書籍「Kubernetes実践入門」(共著)など

▍発表内容について
コンテナ化されたアプリやユーザが年々増加し、世の中コンテナ時代になりました。

そのようななか、これまでデータを保持するステートフルアプリはコンテナでは苦手と言われてきました。 CNCFのユーザ調査(2020年)の結果では、コンテナを利用しているユーザの約55%がコンテナ化されたステートフルアプリのプロダクション利用を開始しています。 もう苦手という時代は終わりました。しかし、まだまだ苦手と思い込んでいる人も少なからずいます。

そこで、ステートフルアプリにおいてデータを保持するために重要な鍵となるストレージに着目し、VMとコンテナにおけるのストレージ管理や利用方法について比較を行いながら、どのようなものがコンテナに適しているのかを紹介します。 さらには、Kubernetesを中心に広がっているコンテナ時代のエコシステムにおけるストレージの動向と将来予測についても紹介します。

講演「クラウドネイティブ時代のデータベース - どこから来てどこへ向かうのか -」

スピーカー

 こば 氏(@tzkb
データベース・ソムリエ
2000年に新卒入社後、様々なプロジェクトで基盤担当のエンジニアとして経験を積む。なかでもデータベースに関する設計、運用等の業務で実績があり、得意とするDBMSはOracle DatabaseおよびPostgreSQL。データベースやCloud Nativeなどのコミュニティに参加し、国内外のカンファレンスで登壇実績を持つ。それらやWebメディアへの寄稿を通じて、NewSQLなど新しい形のDBプラットフォームの啓蒙に取り組む。

▍発表内容について
アプリケーションがコンテナ化される中、データベースは現在どこへ向かっているのでしょうか。

多くの開発者が経験していて使いなれたOSSのRDBから出発して、それらで高い拡張性と可用性を実現するには、どのような構成が選択肢として存在するのかを整理します。

また、新しい流れとなっているKubernetesフレンドリーなDBプラットフォームの状況についても解説していきます。

紹介者

 青山 真也 氏(@amsy810
CyberAgentのSoftware Engineer。CloudNative Days Tokyo Co-chair、
Kubernetes Meetup Tokyo/Cloud Native Meetup Tokyo Organizer としても活動。
著書に「Kubernetes完全ガイド」「みんなのDocker/Kubernetes」等。

▍登壇者のご紹介
TenForward さん・坂下さん・こばさんは、Cloud Native 関連のコミュニティで知り合った、尊敬するエキスパートの皆様としてご紹介させていただきました。 皆さんともにインフラの基礎となる低レイヤーや技術そのものに精通しながら、コンテナやKubernetes などの新しい技術領域にも精通されている方々です。

TenForward さんは、Docker が登場する以前から基礎となったコンテナ技術について精通し、かつ支えてきた数少ない方の一人です。gihyo.jp で連載中の「LXCで学ぶコンテナ入門」で要素技術について学んだ方は、私を含め非常に多いのではないでしょうか。

坂下さんは、実務はもちろん、研究所での経験・ストレージの業界団体SNIAでの経験など、これまでストレージ領域において高いレベルでの経験をされており、「Kubernetes + ストレージ」では右に出る者はいません。考え方を含め、いつも学ばせて頂いています。

こばさんは、データベースに関する知識が非常に豊富な方で、「Kubernetes + データベース」の可能性や、それを加速させる NewSQL にも精通している方です。こばさんのお話を聞いているといつもわくわくします。

こうした双方の領域に精通している皆さんからお聞きする、裏側の技術のお話・CloudNative に関するお話をお聞きできるのが今からとても楽しみです!

スポンサーLT

スポンサーLT1「Kubernetesにおける宣言的なリソースデリバリーの実践」

鈴木 祥太(@sshota0809
株式会社ユーザベース SREチーム

2016年より新卒で通信キャリアの会社に入社し、データセンター内NW構築、プライベートクラウド基盤の設計・構築等を担当。2019年より株式会社ユーザベースに入社し、SREとしてハイブリッドクラウド環境の改善・運用等を担当。

Kubernetesにおけるリソースデリバリーを手続き的な手法から宣言的な手法に変え、課題を改善したお話をご紹介します。

スポンサーLT2「クラウドネイティブに求められるオブザーバビリティ」

大谷 和紀(@katzchang
Splunk Services Japan合同会社 シニアセールスエンジニア、Observability

略歴

Splunk Observabilityがどれほどパワフルにデータを処理し、状況を可視化し、問題の原因にたどり着くか、ガッツリかつクイックに紹介します!

タイムスケジュール(目安)

時間 内容 発表者
18:30 事前リハーサル 発表者各員
19:30 オープニング 主催 Forkwell 重本 湧気
総合司会 まつもとりー氏
19:40 ゲスト紹介 **紹介者:青山 真也氏
ゲスト:加藤 泰文 氏 / 坂下 幸徳 氏 / こば氏**
19:50 講演「コンテナの歴史を追いながらいまいちどコンテナについておさらいしてみる」 加藤 泰文 氏
20:10 質疑応答 / 対談セッション
20:20 休憩 / Forkwell CM
20:25 講演2「VM時代からコンテナ時代へストレージ管理の移り変わり」 坂下 幸徳 氏
20:45 質疑応答 / 対談セッション
20:55 スポンサーLT「Kubernetesにおける宣言的なリソースデリバリーの実践」 株式会社ユーザベース SREチーム 鈴木 祥太 氏
21:00 講演3「クラウドネイティブ時代のデータベース - どこから来てどこへ向かうのか -」 こば氏
21:20 質疑応答 / 対談セッション
21:30 スポンサーLT「クラウドネイティブに求められるオブザーバビリティ」 Splunk Services Japan合同会社 大谷 和紀氏
21:35 休憩
21:40 ゆるく振り返り会/アフタートーク
〜22:00 完全解散

※ タイムスケジュールは目安です。完全解散22:00までの間で、より参加者にご満足いただける形で各コンテンツ時間が調整される場合がございます。
※ プログラムは変更となる可能性があります。随時こちらで更新いたします。

参加方法

今回のオンライン勉強会は YouTube Live を使用してライブ配信いたします。
当日19:30〜 配信がスタートしますので、
下記のリンクよりチャンネル登録の上、ライブ配信予定枠のリマインダー設定をお願いします🙇‍♂️
Forkwell【エンジニア向け勉強会チャンネル🤖】
 https://www.youtube.com/c/Forkwell_jp

ライブ配信終了後、アーカイブ動画の公開を予定しております。
当日の開催時間にライブ参加できない方も、こちらのページより参加申込みの上、アーカイブ動画をご視聴いただけます。

なお、Twitterタイムラインと連動したリアルタイムなイベント参加体験を重視するため、YouTube Liveの追いかけ再生はできない設定となりますこと、ご了承くださいませ。 配信中のプログラムからの視聴、あるいはライブ配信終了数時間後から再生可能になるアーカイブ動画をご視聴ください。

登壇者

登壇者は、ビデオ会議ツール Zoom を使用いたします。 Zoom をインストールしたPCで、指定されたURLにアクセスするだけで参加することができます。

登壇者枠で登録いただいた方には別途Twitterなど連絡ツールにて、利用するZoomのURLをご連絡いたします。
事前リハーサルは当日18:30よりZoom URLにて実施いたします、お手数お掛け致しますがご協力お願いします。 上記日程にて難しい場合は、別途個別でお時間調整させていただけますと幸いです。

一般的な勉強会での発表と同じように、スライドを用意して音声で発表を行っていただきます。
Zoom の画面共有機能を利用し、参加者にスライド画面を配信します。ウィンドウ単位での画面共有が可能なので、他の画面が見られる心配もございません。 PC内臓のマイク・スピーカーまたは外付けのイヤホンマイクを用いて発表することができます。

留意事項

  • Forkwell の宣伝をさせていただく時間がございます。予めご了承ください。
  • エンジニアの方を対象としたイベントのため、非エンジニアの方のご参加、ならびに同業に属する方の当イベント内でのリクルーティング活動につきましてご遠慮いただいております。
  • イベントおよび懇親会の風景を、Forkwellメディア上の記事(イベントレポート)に掲載することがございます。掲載を希望されない方は、当日Zoomチャットまたはイベントページ問い合わせフォームより、掲載希望されない旨をお伝えください。

また、ご参加者の方々が最大限楽しんで頂けるよう、運営サイドで参加にふさわしくないと判断させて頂いた方については、イベント中であろうとご退席をお願いすることがございます。

  • 保険、宗教、ネットワークビジネスの勧誘が目的と見られる方
  • その他運営サイドで参加が不適切だと判断した方

誠に恐れ入りますが、あらかじめご了承くださいませ。

主催・協力

主催

「成長し続けるエンジニアを支援する」サービスを運営する Forkwell が開催いたします。

ライブ配信代行

天神放送局様にライブ配信代行として協力いただいております。

天神放送局はライブ配信を広めることで「機会格差をなくす」ことをミッションとしたライブ配信ユニットです。
コミュニティイベントが増え続ける中、コンテンツを熱意ある人に届けるために活動しています。

ライブ配信費用スポンサー

株式会社ユーザベース様にライブ配信費用スポンサーとしてご協賛いただいております。

ユーザベースは、「経済情報で、世界を変える」ことをミッションに掲げ、2008年に設立しました。
「世界中のビジネス情報をテクノロジーと専門家の力で整理し、ビジネスパーソンの生産性を高め、創造性を解放する事で世界に変革を起こしたい」という志をもって、主幹事業である経済情報プラットフォーム「SPEEDA」やソーシャル経済メディア「NewsPicks」を提供しているほか、日本最大級のスタートアップデータベース「INITIAL」やB2Bマーケティングプラットフォーム「FORCAS」など全7事業を展開しています。

Splunk Services Japan合同会社様にライブ配信費用スポンサーとしてご協賛いただいております。

オンプレからクラウド、さらにクラウドネイティブなアーキテクチャへ変化させるに従い、トラブルの原因やパフォーマンスボトルネックを見つけるのがどんどん難しくなります。そこで、各サービスのメトリック、トレース、ログを集めて、サービス全体がどのように動いているのかを把握する「オブザーバビリティ(可観測性)」が注目されています。 LTでは、Splunk Observabilityがどれほどパワフルにデータを処理し、状況を可視化し、問題の原因にたどり着くか、ガッツリかつクイックに紹介します!

他回配信スポンサー

スポンサー募集中!
5分間スポンサーLTの他、当ページに紹介文、リンクの掲載が可能です。
詳細は、詳細資料/お問い合わせフォームをご確認の上、お問い合わせくださいませ。

主催者情報